飽食の時代といわれるようになってから久しい現代。様々な食品が並べられるショーケースの裏側では、過剰となった商品の大量処分されると言う現状があるのも事実です。すべてのものには、それを作った人の思い、ドラマがあります。
丁寧に、愛情をもって育てられた商品は、多くの人に「おいしさ」の感動と「安心」を与えます。だからこそ、大地の恵みに、そしてそれを育てた人たちに感謝したい。丸越は「食」を扱う会社として、生産者が手塩にかけて育てた商品=食を大切に取り扱っていくという姿勢を常に持ち続けています。生産者から小売の現場、さらには消費者すべてに対して、この意識を広げていきたい。本当に豊かな食生活とは、そのような気持ちから生まれていくと私たちは信じています。
商品にはひとつひとつそれぞれの物語があります。産地が持つ背景、栽培の歴史・・・。そこには一生懸命栽培に取り組んでいる人たちがいて、試行錯誤を重ねて施されてきた様々な工夫があります。産地から生まれた「食」をとりまく様々な物語は、確かな「味」と 「安心」となって商品に刻み込まれるのです。
私たちは、そんな商品を扱っていきたい。商品に込められた産地や生産者の思いを、量販店や食品メーカーを通じて購入される消費者まで伝えていきたいと考えています。私たちはどこまでも「食」のサポーターです。「食」に愛情を注ぐ産地や生産者に出会えれば、タッグをくみ一緒になってより「安全」で「おいしい」商品を追求していきます。例えば、その土地ならではの「土」の長所、可能性に注目し、産地とともに土作りを行ったり、土地に適した作物や栽培方法を提案したりしていく。そうやって新たな物語を商品に刻み込み食卓という舞台に「おいしい」感動をお届けしていきます。